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はじめに

PythonはCやFortranなどのプログラミング言語と違い、コンパイルが必要のないインタープリター型の言語です。 そのため、一般には実行速度は遅いですが、その分非常に使いやすい言語となっています。

テキストについて

東大の Pythonプログラミング入門 のテキストを適宜参考にしてください。

CodespaceのPython環境

Github Codespace でのPythonの使い方は以下の通りです。
自身で用意した環境や Google Colaboratory (Colab) を使ってもらっても構いませんが課題提出の指示には従ってください。

Google Colabについては Pythonプログラミング入門 のテキストを参照してください。
ここに紹介する以外にも色々な実行方法がありますので好みに応じて使い分けてください。

インタラクティブシェル

ターミナルで python と入力すると

$ python
Python 3.10.16 (main, Dec  4 2024, 20:37:22) [GCC 12.2.0] on linux
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>
のように表示されます。
>>> print("Hello, World!")
Hello, World!
のように >>> (プロンプト)以降にPythonのコードを入力するとその場で実行されます。 終了するには exit() と入力するか、 Ctrl-D を押してください。
実際にはこれを使うことは多くないかもしれませんが、コマンドラインからちょっとした Pythonのコードを試す際には便利です。

スクリプト

Pythonのスクリプト(ソース)ファイルは .py という拡張子を持ちます。 例えば、hello.py というファイルに以下のコードを書いたとします。

print("Hello, World!")
このファイルを実行するには、ターミナルで以下のように入力します。
$ python hello.py
Hello, World!
このようにしてスクリプトファイルに書かれたPythonコードを実行することができます。

python コマンドを使わずに通常のコマンドのようにスクリプトを実行するには

#!/usr/bin/env python
print('Hello, World !')
のように先頭に #! で始まる行を追加し、その後にPythonのインタープリターを指定します。 この行はシェバン(shebang)と呼ばれます。

このスクリプトを実行するには、まず実行権限を与える必要があります。

$ chmod +x hello.py

その後、以下のように実行します。

  $ ./hello.py

Jupyter Notebook

メニューの「表示」→「コマンドパレット」から Create: New Jupyter Notebook を選択すると新しいノートブックが開きます。 使い方はほとんどGoogle Colabと同じです。必要に応じて Pythonプログラミング入門 を参照してください。

提出課題について